sakusaku!サラダ畑

目標は人並そこそこに。背伸びしない雑記ブログ。

【恋人・夫婦】けんかを絆に変えたい!

恋人や夫婦間でけんかを繰り返すと、合わないのかなと不安になることもあると思います。
価値観の不一致が離婚の原因としてもあげられていますよね。
でも!私はけんかは当たり前くらいにどーんとかまえる方がいいと思っています。

なぜなら、けんかができるということは、お互い意見を言い合える対等な関係であるということ!
なにかプロジェクトを立ち上げても、話し合いや衝突なしに事が進むことはないと思います。
逆にひとつの意見しか出ない状態は非常に危険な状態だとも思います。
完璧な人間などいませんから、時には過ちも犯します。
必要なのは、二人のことを考え、時には反対してくれたり、支えてくれる人だと思うからです。

でも、けんかするといい気分じゃないですよね。

二人ともけんかは避けたいと思っているハズ!
そんなお互いのことを考えられる関係であれば、けんかを減らし、よりよい関係をきっと築けると思います。

けんかを絆に変える方法7つの戦略☆

1.どちらが正しいかという議論はしない。

けんかが始まるときは、必ず不満を声に上げる人がいますよね。そのとき、まず、同じ温度にならず、言い分を聞いてください。いくら相手が理不尽なことを言っていても、正論を振りかざしてはいけません。正論は時には強い凶器になります。折角、気持ちを話してくれたのです。殴り返さず、受け止めてみませんか。そこでは正しいかどうかは問題ではありません。正論で相手の気持ちを押さえ込もうとすると、相手は恥をかかされたような気持ちになり、自己嫌悪に苛まれ、一緒にいること自体に苦痛を感じるかもしれません。
一方、相手と同じ温度になり、言い返した場合、エスカレートし、お互い相手を傷つけてしまいかねません。
最悪の場合、お互い居心地が悪くなり、話し合いでも取り切れないわだかまりが出来てしまうかもしれません。
私が夫婦げんかを見て、感じたことは、一度は愛し合った二人がこんなに憎しみ合うのかということ。
人を傷つければ、必ずその傷つけた人自信も傷ついてしまうものです。
それはさらに二人の関係を悪化させます。
意見が食い違うことはいいですが、心を傷つけてはいけません。
相手を加害者にしないように、まずは、聞いて見ることが大切だと思います。

2.文句を意見に変換する。

けんかの始まりはどちらか一方の文句かもしれません。もし、文句だとしたら、二人で意見に変えていきましょう。
例えば、
妻「なんか、家に帰るとテレビ見てばっかりね。」
夫「うん?どうしたの?」
妻「テレビばっかりで、全然会話してないなと思って。」
夫「確かに、帰ってきたらテレビつけてたな。」
妻「うん。ねえ、食事の時くらい、二人の時間を大切にしない?」
この会話で、もし「俺だって疲れてるんだ!家にいるときくらい好きなことしたいよ。」と言えば、大きなすれ違いを生むと思います。ひとまず、相手の話を聞き、共感することが大事だと思います。そして、会話がないといういう不満を妻だけの不満にするのではなく、二人の問題ととらえ、不満ではなく解決のための意見を出せれば二人の関係はきっとよくなると思います。

3.代替案を提示する。まずは相手に理解を示し、自分の立場を理解してもらう。

話を聞くことは大事とは言え、何か文句や不満を言われたときに、全て受け入れて我慢するのは得策ではないですよね。そのうち「ずっと我慢してたんだー!」と怒りが爆発してしまいかねません。そうなると二人の関係にも大きなマイナスです。
単に共感し合わせるのではなく、相手の立場に理解を示しつつ、自分の考えを伝えることが大切です。
代替案を示して、お互い満足がいく答えを出すことも一つの方法です。
例えば簡単な例だと、旅行の行先で意見が別れたら、今回は自分、次は相手の行きたいところといった感じです。
ここで大切なことは、この話し合いの時に、「そこは行きたくない。」などと否定的な態度をとらないことです。自分の好きなことを伝えるのはいいですが、あえて、相手が好きなことに対して嫌いという必要はないのです。もし、何が何でも行きたくないのであれば、苦手という言葉で伝えると理解してもらいやすいです。また、もし行ったことがあるから行きたくないといった場合も、「行ったことがあるから行きたくない」など自分の利益を優先した意見ではなく、「以前行ったことがあるけど、すごくいいところだったよ。こっちの景色も気になっていて、次は二人でこっちに行ってみたいと思っていたんだけど、どうかな?」と伝えると、相手からの評価が自分勝手な人から、色んな所を知っている人に変わります。また、もしどうしても相手に行きたいと言われたとしても、相手も自分の立場を理解した上で考えてくれます。
もし、相手の好み否定すると、自分の行きたいところも相手に否定される可能性が高くなります。また、否定したあとに、相手に合わせてたとしても、「嫌々だったら、もういい。」と言われる可能性もありますよね。
単に順番にするや譲るのではなく、相手の価値観に興味を持ち、理解を示すことが大切だと思います。相手を受け入れれば自分も受け入れてもらいやすくなります。

4.相手に強要しない

当然ですが、相手に何かしてほしいことがあっても、強要したり非難する発言は避けた方がいいです。とくに、気持ちに関するところは注意が必要です。例えば「自分のことをどう思ってるんだ。」ときかれて幸せだと感じる人は少ないと思います。多くの人は責められていると感じ、「愛している。」と答えたとしても、複雑な気持ちで言わされている状態になると思います。そして聞いた人も本当に見たかった表情で愛の言葉を聞けるでしょうか。きっと、気持ちがこもっていないと感じるのではないでしょうか。不安になっても、相手を信じ、相手を責める前に自分の気持ちを伝えた方がうまくいきやすいと思います。もし二人ともが自分だけでなく相手のことを考えている関係であれば、相手を非難したり、相手を悪者にせず、自分の気持ちを素直に伝えれば伝わるのではないかと思います。多くの人は笑っている人を見ると自然と笑顔になり、泣いている人をみると悲しくなります。恋愛の駆け引きから変わって、末永く付き合っていくには、コミュニケーションの方法を変えていく必要があると感じます。またそういったコミュニケーションをできる人とお付き合いした方が幸せになれると思います。

5.相手に役割を期待しない

相手に対して、男だから〇〇してくれるはず、夫婦なんだから〇〇するものといったマイルールを話しても、受け入れられにくいものです。またその期待はストレスになって自分に返ってきます。もし、相手に求めるのであれば、マイルールを押し付けるのではなく、自分の気持ちを伝えた上で、相手の意志も尊重しましょう。その上で二人にそのルールが合っているのかを考えた方がいいと思います。よく世間一般と比較する方もいらっしゃいますが、世間よりも、二人にとってどうなのかの方が大切だと思います。マイルールの一番よくないことは当然だ、常識だという考えから、相手の気持ちを考えず、そこに対する相手の努力に感謝しなくなることだと思います。

6.けんか内容を客観的に捕らえ、けんかしない会話に作り替える

けんかしていると、ついつい自分中心の発言になりがちです。そういうときは、登場人物を私と相手ではなく、客観的にみるために、Aさん、Bさんにしてそれぞれの立場になって考えてみると解決策が見えることがあります。主張の内容ではなく、〇〇してくれて当然といった価値観であったり、認識にズレがないか、そのときの時間や環境などの背景や気持ちを推測します。なぜ相手がそのような態度や主張をしたのかを理解することで、同じけんかを繰り返す可能性も低くなるはずです。

7.悪かったところは謝る

これが難しいのですが、やはり非を認めて、お互い許すことが大切だと思います。自分のダメなところ、かっこ悪いところも知った上で、付き合ってくれる人は大切な人です。許すこと、認めることで絆が深まっていくと思います。人によっては暴言を言っても、「普段の自分だと暴言は言わない。自分に暴言を言わせる環境をつくっている被害者が悪い。」などと言ってのける人もいます。

はい、そういった人からは離れました…。とてもしんどいです。

いくら自分が相手に歩み寄っても上手く行くとは限りませんし、怒らないで聞いていると、逆に「なんで怒らないんだ!1人で怒っている自分がバカみたいだ!」と言われることもあります。時と場合によっては怒ってぶつかる方がいいこともあると思います。
でも、どちらにせよ大切なことはお互いを理解しようという気持ちだと思います。

私たち夫婦も付き合っている間も、結婚してからも、けんかが多かったですが、きっとずっと一緒だと私は思い込んでます。