sakusaku!サラダ畑

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【体験談】婚活の悩み。結婚か仕事か、結婚を選んだ私。

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プロポーズをされてから8ヶ月たったころ、彼に転勤のお知らせが…。結婚をしたら、仕事を辞めなくてはならない。その決断を迫られる日は突然訪れました。

 

勿論、いつかは、転勤があるとは知っていました。しかし、彼からは転勤は断れるからと説得されて交際を続けていました。なので、プロポーズされた時点では、結婚後もしばらく変わらない生活ができ、私は当時の職場で仕事の経験を積む予定でした。その上で、転勤はまだ先のことなので、辞令がきたらその時考えればいいくらいに思っていました。

 

子どもができれば彼も私も色々考え方も変わるかもしれない。

 

私が仕事を続けることを強く希望していることを彼は理解し、仕事を辞めることまで検討してくれている。

 

だから、流れに任せよう。

 

プロポーズしてくれたときはそう思っていました。

しかし、実際に転勤の話がきたとき、転勤の先は彼の希望の部署で、当時仕事が嫌で辞めたいと思っていた彼には喉から手が出るくらい欲しかった話でした。私は彼の立場を考えたとき、ずっと彼が頑張ってきたことを思うと、行かないでとは言えませんでした。

そして、私がどうするかという決断を迫られました。

仕事を辞めるのか、結婚を辞めるのか。

仕事か結婚か。

結論として、私は結婚を選択しました。

仕事は将来のためには頑張らなければならない時期でした。私は奨学金1000万円かけてまで学びたいことを学び、得た地位でした。はじめはお金目的で就職先を選んびましたが、やりがいを選び転職をして働き始めた理想の職場でした。勉強になることが多く、こんな先輩になりたいと思い、土日も返上して勉強をしていました。しかし、将来子どもを欲しい、家庭を築きたいと思っていた私には、このまま仕事を選んでよいものかわからなくなっていました。

理想の職場だと思ってはいましたが、残業が多く、研修も多く、不規則な生活で、日々の生活は完全に母親のフォローがなければ成り立たない状態でした。家には寝に帰るような生活。この研修は、子どもが出来ても続けなければならない。

時間だけでなく、研修も自己負担で行う部分が大きかったため、金銭的にも苦しい状態になります。そこまで頑張れるだろうか、そんな不安がよぎっていました。

先輩を見ると、結婚はしていても子どもはいない、もしくは1人といった状況。女性でも昇進はできましたが、家庭との両立といった私が目指す理想の姿はなく、結婚して子どもができた先輩社員は正社員でもパートのような仕事内容でした。男性社員や若手社員は、産休で抜けた社員の穴埋めに対して不満な空気も感じられました。

「産休を考えると女性を雇用することは、会社にとって負担だ。」と言う人もいました。

結局、私の中では、働き始めてからずっと悩んできたものの、一番大事なのは家族だということに気づかされました。

勿論、転勤がなければ仕事はできる限り続けるつもりで、私の職場のすぐ近くに新居をかまえる予定で動いてきました。でも、両方は選べないとなったときに、私の中では答えが出ていたのです。

子どもが欲しい私にとっては、今結婚しなければ、逃す可能性がある。結婚したいと思える人に出会うことは難しいことを婚活で分かっていました。そして、何より10年20年先に、仕事だけを頑張って続けて独身で生活している自分の姿が想像できませんでした。

仕事は諦めても、キャリアは諦めない!

仕事を辞める決意をしました。そのまま、同じ職種を新しい土地で探すことも考えましたが、親の支援なく、子育てしながら、同じ職種を自分が満足のできるレベルで続けることは物理的に不可能だと感じていました。

上司は同性で、とても尊敬できる方だったので、辞める時期を相談するとともに、今後のことを相談をしました。上司からは、やはり、努力だけではどうしようもないことがある。周囲に親でなくても、近所の人や友人など協力者が必要。稼いだお金は保育所などで全額なくなるだろう。でも無理ではない。今は子どももいないのだから、自分の夢に向かって頑張ってみてもいいのではないかと、言われました。

1ヶ月程度悩みました。でも私はリスクをとることが出来ませんでした。そもそも、保育所すら、足りていないのです。不確定要素が多すぎると感じました。転職活動と同時に保育所の状況も調べると、絶望しかありませんでした。

結果、職種は異なりますが、子育て中の女性も働きやすく、保育所もあり、キャリアアップが望める職場へ転職することを決めました。本当にやりたい仕事内容とは異なりましたが、方向性としては、全く異ではない。そういった職種でした。

自己実現の目標は変わってしまいましたが、今の私も自分の自己実現のために努力し続けています。先のことはどうなるかはわかりませんが、悩めるということは、自分で決めることができるという幸せな状況に置かれているのですから、将来のために、沢山悩んで進めるといいですよね。今悩んで、この記事を読んで下さった方を、応援しています!