痰が激減。発作の消失。肺年齢改善。私はやっぱりアレルギー性。
6歳で喘息を発症。大人になっても完全には治らなかったごまめの治療の記憶です。
CONTENTS
- 大人になった私が気になっていた症状
- 2015年7月 ついに呼吸器内科に行く。
- 2016年秋 治療を中断してしまう。
- 2018年12月 防ダニ布団カバーとの出会い。
- 2018年5月 息苦しくて日常生活に苦しむ日が訪れる。
- 再び、呼吸器内科へ
- 私一個人のまとめ
大人になった私が気になっていた症状
・夏を中心に夜間に息苦しくなり目が覚めることが年に何度かある。
・痰は年がら年中からむ。特に、笑ったり、話し込むと痰が出る。
・古い旅館に宿泊すると、夜間に息苦しくて目が覚める。
・冷たい空気の中で運動すると、呼吸するたびにゼイゼイ・ピーピー鳴る。
・アルコールを飲むと息苦しくなり、呼吸するたびにゼイゼイ・ピーピー鳴る。
2015年7月 ついに呼吸器内科に行く。
連日の息苦しさによる睡眠不足にねをあげて、重い腰を上げて受診しました。
β刺激薬(気管支拡張薬)が処方され内服すると速やかに症状が改善しました。
また、血液検査をすると、非特異的IgE抗体が396IU/mLと高値でした。
こうして私は再び喘息と診断され、吸入薬を使用することになりました。
1年半治療したところ、波はあったものの、肺年齢が80代から40代くらいまで若返りました。
しかし、痰は継続しており、鼻炎も相変わらずでした。また、治療薬の効果が悪いため、気管の壁が炎症で厚くなっているのではないかと言われました。しかし、医師によると、治療薬を継続すると、炎症が落ち着き壁も元に戻る可能性があるから、継続した方がいい。せめて肺年齢が30代半ばくらいになるまで減量などせず使った方がいい。そう言われました。
2016年秋 治療を中断してしまう。
お金に余裕がない。治療薬で声がかれる。毎月の通院がしんどい。以上の理由で、また治療をやめてしまいました。
2018年12月 防ダニ布団カバーとの出会い。
幸い、大きな喘息発作はなく経過していました。
しかし、鼻水や目のかゆみ、痰などアレルギーによると思われる症状に苦戦していました。そこで、結婚を機に布団を新しく購入することになったので、ここは値がはるけれど、良くなると信じて防ダニカバーと防ダニふとんを購入することにしました!
血液検査でダニにアレルギーがあることや、これまでの発作の出るタイミングから、きっと効果があるに違いないと信じて。
これが、本当に正解でした。痰や鼻症状がピタッととまり、ティッシュ使用量が激減しました。
私の場合、空気清浄機をまわしても、部屋掃除や布団掃除が出来ていないと、アレルギー抑止効果はほぼ認められませんでした。発生源をブロックするに越したことはないようです。
2018年5月 息苦しくて日常生活に苦しむ日が訪れる。
5月に風邪をもらってしまい、38°を超える高熱を出しました。
大人になってから、風邪を引いても発作を起こすことがなかったのですが、念のために行った近所の医師から、治りが早くなるよと吸入ステロイドが処方されました。
アレルギー症状は落ち着いていたものの、発熱から3日ほど経過した朝、記憶にある感じがします。
息をするのがだるいような発作の予兆の感覚です。この予兆はピークフロー(息を吹く速さ)の低下として数値で確認できますが、大きく低下すると自分でもわかります。
経験上、この予兆のあと発作が起こることもありますが、起きないこともありました。処方された吸入ステロイドを吸って様子をみることにしました。しかし、一向に良くなりません。感染症の症状は落ち着いてきており、喘鳴もでず夜間症状もなかったので、様子をみていましたが、家事をするだけ、電話をするだけで息が切れます。近所へ歩いていく買い物も息苦しくなりました。
再び、呼吸器内科へ
いつもの喘息の症状とは異なりますが、1日の中で変動があり、夕方から悪化するところは似ていました。1週間我慢したのち、病院に行きました。会話をしているとPaO2は95%まで下がりますが、喘息特有の症状はなく、医師も首をかしげましたが、気管支拡張薬とステロイドの合わさった喘息のスタンダードな吸入薬が処方されました。薬剤を開始すると、呼吸困難感はV字回復しました。咳はこの後1ヶ月程度続きましたが、ピークフローも時間の経過とともに安定しました。
そして、安定してから3か月後、肺年齢を調べると、アレルゲン除去前には到達したことのない大幅改善により正常値となりました!(((o(*゚▽゚*)o)))
昔の結果がウソだったのではと思いましたが、自覚症状自体良くなっているので、何はともあれよくなっているのでしょう。
私一個人のまとめ
症状があるなら治療薬は続けた方がいい。
アレルギーを引き起こすなど原因がわかっている場合は、アレルゲン除去した方がいい。
当たり前ですが、身をもって体験しました。片方だけではよくならないようです。
でも年がら年中でていた痰や鼻の症状が、布団を買い替えるだけでここまでよくなるとは思いませんでした。
ただ、やっぱりセンサーがついているらしく、衣替えをすると、くしゃみが止まりません(笑)
アレルギー体質自体が変わるわけではなく、アレルギー以外でも喘息発作誘因因子はあるので、薬もやめられない。長ーいお付き合いになりそうです。