知らなかったで後悔しないために。妊娠準備。
女性で子どもが欲しいなと思っている方も多いと思いますが、なかなか思うようにはいかないのが、妊娠だと思います。
また、子どもを授かることも大変ですが、産んだ後は比較にならないくらい大変です。数時間おきの授乳やおしめ替えで夜も眠れない日々が続くのです。ふらふらで顔色が悪いお母さんを休ませるには周囲のフォローも欠かせません。
私はまだ出産未経験ですが、里帰り出産した家族を見て、交代でおもりをしていたため、間近で感じてきました。
妊娠は病気ではないです。でも、どれだけ大変なことなのか、どれだけすごいことなのかを、身近に妊婦さんがないとわからないですよね。
私も、家族を見て気がつたことが多いです。
私もいつか子どもを欲しいと思っているので、妊娠や出産に備えて、身体づくりをすることは大切だなと最近思っています。
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使用する医薬品には気をつける
医薬品によっては、胎児に影響を与えるため、使用後定められた期間避妊する必要がある薬剤があります。これは、女性だけではなく、男性も該当します。
また、妊娠中の使用や授乳に関して注意が必要な医薬品もあります。
大切なことは、そんな医薬品があると知っておくことです。いくらネット社会になっても正しい情報を調べることは容易ではありません。また科学は完璧ではないので、現在の知見ではわからないことも沢山あります。情報に惑わされず、自己判断は避け、信頼できる専門家に相談し、納得したうえで使用することをお勧めします。
持病をコントロールする
持病がある方は日ごろからきっちり管理した方がいいです。コントロールすることで、妊娠時におこるリスクを減らすことができます。医薬品の使用が怖いからなどの理由で自己判断で治療を中断しては、かえって赤ちゃんに危険がおよぶ恐れがあります。持病がある方は妊娠を考えたら、主治医に相談し、備えををして下さい。
私も将来の赤ちゃんのために喘息をよい状態でキープしたいと思っています。
喫煙・飲酒を避ける
妊婦さんの喫煙や飲酒にメリットはありません。
妊娠中に母親がアルコールを飲むと、赤ちゃんを流産してしまう可能性が高くなったり、赤ちゃんが障害を持って産まれてくる可能性が高くなることがわかっています。
具体的には、低体重、脳萎縮、特徴的な顔つき、頭が小さい、難聴、直線歩行困難などがあります。また、うつ病や注意欠陥・多動性障害の発生にも影響を与えると考えられています。
少ない量のアルコールでも、赤ちゃんに障害がでる可能性があります。このくらいなら飲んでもいいというアルコールの量はわかっていません。アルコールを飲むのことはやめましょう。
喫煙に関しては、妊娠する能力が落ちてしまったり、赤ちゃんが十分成長しなかったり、早産する原因となります。さらに、乳児突然死症候群を引き起こす可能性が考えられているようです。
【参考】 e-ヘルスネット
バランスの取れた食事をとる
安易にサプリメントに頼るのではなく、食事から栄養を取るように心がけましょう。
しかし神経管閉鎖障害のリスクを下げるため、妊娠する前から、通常の食事に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μgの葉酸をとるようにと、厚生労働省から通知がでています。沢山とれば良い、葉酸だけ取ればいいという意味ではありません。サプリメントとは上手に付き合いたいですね。
なお、神経管閉鎖障害のリスクが高いことがわかっている人は、医師の指導の下、1ヶ月以上前からの葉酸摂取が必要と考えられています。
基礎体温を測る
1年頑張っても子どもが出来なかったら。まずすることは基礎体温を測ってみることです。産婦人科に行けばまず、指示されると思います。ストレスにならない程度に測ってみてもいいと思います。
抗体があるか調べておく
私は風疹の抗体がなくなっていました。妊娠中に母親が風疹にかかると赤ちゃんが、障がいをもってしまう可能性があります。
以下、国立感染症研究所より。
妊婦、妊娠20週頃まで(とくに、妊娠初期)の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。先天性風疹症候群をもった赤ちゃんがこれらすべての障がいをもつとは限らず、これらの障がいのうちの一つか二つのみを持つ場合もあり、気づかれるまでに時間がかかることもあります。
また、私は献血で判明したのですが、サイトメガロウイルスにもかかったことがありませんでした。サイトメガロウイルスも妊娠中にかかってしまうと、赤ちゃんが障害をもって産まれてしまう可能性があります。
抗体がないことを知っていれば、対策が立てられます。是非自分の身体を知っておきましょう。
正しい知識を身に着けておく
トーチ症候群という言葉をご存知ですか。トーチを知らなかった人!絶対知ってください。妊娠してから知ればいいでは遅いです。後悔しないために。
詳しくはトーチの会のホームページをご覧ください。
怖い感染から身を守るには、妊婦さんが気を付けるだけではいけません。旦那さんにも是非知ってもらって、協力して、赤ちゃんを守って下さいね!