睡眠を味方につけて夢を叶えよう!【睡眠効率】
睡眠を甘く見てはいませんか?
〇ついつい金曜日飲みに行って、家でもだらだらと過ごし、土曜日に朝寝坊。
〇早寝は年寄りくさいといって、朝までわいわい。
〇仕事が終らず、深夜突入。
かく言う私も、金曜日はだらだら過ごし、朝寝坊していたタイプです。
また、仕事に追われて、睡眠時間を6時間確保することができない日も多くありました。
でも、その場しのぎでは、そのうち必ずツケを払わされます。
CONTENTS
寝るということ。役割。
睡眠は大切な休息の時間です。しかし、睡眠中に身体で行われていることは単に頭や体を休めるだけではありません。記憶の定着や、ホルモンの分泌なども行われており、大切なメンテナンスタイムなんです。
十分、夜に眠れないと、うつになりやすくなったり、免疫力が低下したり、認知症のリスクがあがったり、太りやすくなったり、いいことは全くありません。
睡眠不足の状態では、十分なパフォーマンスを上げることが出来ないことは、経験からご存知のとおりではないでしょうか。
一見睡眠と関係がないように思えても、実はその体調不良が睡眠と密接に絡んでいるかもしれません。
では睡眠時間を確保できればどんな睡眠のとり方でも良いのでしょうか。
答えはNOです。
私は以前、当直のある仕事をしていました。寝はじめて1時間ほど経った時、よくPHSが鳴り、仕事をしなければなりませんでした。そのときは、本当に体がだるく、そのあと例え、まとめた時間眠ることができても、明けの日は昼の12:00から夕方の18:00まで昼寝をしていました。さらに、昼寝をしているにも関わらず夜の0時に再び眠気に襲われ、翌朝6:30まで寝ていました。
当直の明けの日は目が開いていても頭が働かず、単純作業すら必死にこなす感覚でした。
寝なかったツケを完全に支払っていました(笑)
睡眠時間を十分に取れなくても、質を上げることは可能!
質を上げる方法に関しては「スタンフォード式最高の睡眠」に詳細が記載されています。是非一度読んでみてください。
まだまだ眠りについては、わからないことも多いですが、長年研究されてきた西野先生が著者ということで、わからないことと、わかっているところが非常にクリアに記載されています。様々な健康に関する本は、非常にインパクトの強い言葉で、恐怖心を煽ったり、効果を盛って記載しているなと感じることがあります。
この本は違います。
私は大学で睡眠に関する授業でいくつか論文を読んだのですが、そうした論文を1つ1つ読まなくても、大事なことがこの書籍で、スッキリわかります。
・1日何時間寝ればいいの?
・ぐっすり眠るにはどうしたらいいの?
といった睡眠に関する疑問だけではなく、
・仕事終わり、21:00からジョギングしているけど、これで痩せて綺麗になれるよね?
・太るから夕飯は抜いていいかな。
・朝食を食べる時間がもったいないから、ゼリーやサプリメントでいいよね?
きっとこんな疑問にも答えてくれる一冊です。
不眠の解決策
眠りは眠りでしか解決しません。食べなければ死んでしまうのと同じです。
でも、私はこの本を読むまで、眠りに関して、眠る時間は少々短くても食生活や他の部分に問題がなければ大丈夫だろうとか、本当によい眠りができたら、何のためらいもなくスッと起きられるのだろうと、過度な期待をもって、夢を見ていました。
でも違います。
起きようと思っていれば長時間起きていられます。寝ようと思っていれば、長時間眠れます。
適切なところでコントロールすることが大事なんだと思います。
そのコントロール方法が、体温や光なんだと思います。
食事もそうですよね。必要摂取量より、沢山食べることも、食事制限することもできます。でもコントロールすることで健康が維持できます。
そこで、やっぱり大事なことは、方法だけではなく、意識ではないでしょうか。
寝る時間と起きる時間を決めてしまい、必要な睡眠時間を確保する。
そして、寝よう・起きようと意識的にコントロールするのです。
朝できるだけ長く寝ていたいから、ギリギリにおきて朝食抜きでは、身体は目覚めません。効率を上げたつもりが、逆効果になってしまいます。
目が覚めているのであれば、布団から出て、身体の「おはようスイッチ」を押していく。また朝起きたいと思うような、充実した人生を送ることで、よいサイクルがまわせるのではないでしょうか。
夢や目的を達成するために
睡眠を犠牲にして働くのはやめておこう。とくに、あなたがクリエイティブな仕事をしたいのなら。
スタンフォード式最高の睡眠 著書西野精治より
しめくくりの言葉です。
沢山の研究結果が紹介されていましたが、最終的にこの言葉で締めくくられています。知識を身に着けて、自分が持っているパワーを最大限に活かすことはとても大切です。でもこの世に魔法はないのだと思います。夢を叶えるために、睡眠と戦わないで、味方につけることが、夢の実現可能性を上げることにつながるのではないかと思いました。